2013年11月2日土曜日

10/30、ROCK、ついに発売


10月30日にカエラさんのコラボカバーアルバム「ROCK」が発売になりました。

1960年代~80年代の洋楽曲の中から、カエラさんがコラボアーティスト12組と相談して決めた12曲が入ったコラボアルバムです。斉藤和義やChara、奥田民生、チャットモンチー、細野晴臣、Predawn、POP ETCなど、本当に多彩なアーティストさんが参加してくれています。


木村カエラは自分で作曲することができないので、誰かの力を借りなければ、曲を作ることができません。このタイミングでカバーアルバムっていうのも、いろいろ事情はあるような気がするのです(正直9年も歌ってたら、歌いたいことも創作したいこともすっからかんになったんじゃないかなw)

でも逆を言えば、こんなにも他のアーティストに「支えられている」アルバムも他ではないよな。
カエラさんが生まれる前から、こんなにも素敵な曲を作ってた作曲家さんがいたってことと、国内外のいろんなアーティストが、ひとつの歌手のアルバムに関わってくれたっていうこと。他のアーティストではあんまり考えられない、とんでもない多幸感にあふれたアルバムだと思うんですよ。

木村カエラが好きなアーティストとつながり、木村カエラが好きな洋楽曲を歌う。私たちはカエラさんの好きな音楽のルーツを知るとともに、いろんなアーティストの音楽観を知ることができる。コラボしたアーティストのファンにとっても、その人らしい音楽のくせを発見するのが楽しそう。そしてこのアルバム12曲の中で、そういう「癖を発見したいアーティストと曲が何曲もある」っていうことが、音楽好きっぽくて素敵で、あるべき姿のような気がします。


ある意味、音楽の楽しみ方すらも再定義してくれているようなカエラさんの「ROCK」。
いろんな人に届いてほしいなあ。すべての音楽好きに、その思いが届いてほしい。大げさかもしれないけど、本気でそう思っているアルバムです。


ちなみにランキングでは、オリコンのアルバムチャートが7位→12位→6位の推移、iTunes配信では最高1位、現在もトップ5に入るヒットになっています。パッケージにこだわりのない人は配信もありますし、パッケージも当時のLP盤(レコード)を意識した作りになっているので、どちらもおすすめです。

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