2013年9月20日金曜日

掘り出し紹介(2) 冨田ラボ「眠りの森」

 
私の本棚に眠っている200枚近いCDの中から、昔よく聴きこんだ懐かしいCDを紹介します。
2回目の今日、紹介するのは冨田ラボの「眠りの森」。2003年発売の曲です。


正直、この曲はあんまり知ってる人もいない気がするのですが、
まあ話を聞いてくださいよ。(笑)
当時の私は、ラジオがとにかく好きでね。
この曲はラジオでは1回しか聴かなかったのだけど、
1回聴いただけの印象が強くて、そのままショップに購入に走った思い出があります。
今みたいにYouTubeで気軽に音楽を聴く、ってことはできなかったから、
ほんとに、ラジオで1回聴いた時の感覚だけが頼りでしたね。

今回この曲も久しぶりにCDパッケージを引っ張り出したのだけど、
10年前に聴いたときも、今聞いたときも、
聴いたときの感想はそんなに変わってなくて。

エロいなって思ってる。(笑)


【ほら寝言で何か言ってる
聞き取れなくて耳を澄ました
上下をする胸の線 たまらなく愛しい
流星雨の音が響いている】


恋人同士ならではの「至近距離目線」の歌詞がね。エロい。(笑)

曲自体はさわやかでポップな曲調なんですけど、いやー。この歌詞がやばい。
私の中でのラブソングのいいわるいの判断は、
いまだにこの曲の生々しさが基準になってる気がします。

会いたいとか会えないとかいう歌詞を聴いてても、濡れないですよね。
会えるか、会えないかだけの歌詞が、それがラブソングだって言われても私は認めない。(笑)

まあとにかく、聴いてみてください。
これが本当のラブソングってやつだよ。うん。

ちなみにこの曲のボーカルは”ハナレグミ”こと、永積タカシさん。
「家族の風景」とか、彼自身の名曲も多い方だけど、
私が彼の名前を聞いてまず思い出すのはこの曲です。


★きょうの1曲★冨田ラボ「眠りの森 feat.ハナレグミ」



ちなみに、この当時(03年)に買ってたCDは・・・

・堀込泰行、永積タカシ、畠山美由紀「真冬物語」(シングル)
・松浦亜弥「ね~え?」(当時絶頂期だったアイドル。このCDはパッケージが凝ってました)
・aiko「暁のラブレター」(aikoのアルバムで唯一持ってる。当時の思い出が重なるアルバムです)

正直この当時って、ロック系のCDとか全然買ってなかったんですよね。
ミッシェルガンエレファントとか気になってはいたけど、
あの当時は自分が買うようなものではないと思っていたし。


そんな私をロックに目覚めさせたのが、この後デビューする木村カエラの存在で・・・

まあ、それはまた別な話。

2 件のコメント:

  1. うわ、超名曲じゃないですか!
    発売してすぐ買いに行きましたね。

    キリンジっぽいなと思ってたら、プロデューサーの冨田恵一さんのプロジェクトだったんだで、納得でした。

    ハナレグミの名もこのとき初めて聞いて、そこからSUPER BUTTER DOGを知り、名曲「サヨナラCOLOR」も知れたので、いろんな意味でいいきっかけになった曲でした。

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    1. >micarosuさん

      私の血となり肉となっている曲です。

      当時高校生だったんですけど、友人の影響でパンクロックを聴いていたか、
      キリンジやらクラムボンやら、ラジオで気になった音楽を
      借りたりラジオで録音したり、思い切って買ったりしてました。

      ちなみにラジオの録音方法、キムナナ家では、2005年くらいまではラジカセで。
      テープの片面37分の時間にこだわって、
      どういう組み合わせにしたら音のない時間を少なくできるか?
      そんなことばかり考えてました。(笑)

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