2013年7月17日水曜日

死ぬまで一生愛されてると思ってたよ


うにょにょー島ブログはこの記事で50記事を達成しました。
アクセス数もトータルで、もうすぐ5000PV突破します。1日60~70PVくらいで刻んでます。
ツイッターのほうも、もうそろそろ500ツイートを突破するでしょう。(笑)

もろもろ、今後ともよろしくお願いします。


そんな50記事の中で、これで4回目になります。
ディスク紹介のコーナーを今日はお送りいたします。

最近話題の、クリープハイプです。

来週ニューアルバムが発売になるんですけど、
今回紹介するのはそのひとつ前の作品となる2012年発売のアルバム。
「死ぬまで一生愛されてると思ってたよ」。
最初このタイトルを見た印象は、
90年代前半のバンドがつけたようなタイトルの長さだな。
時代錯誤はなはだしいなと思ってたんですけどww


聴いてみた感想としては、単刀直入にいうと、恋愛小説みたいだなって思いました。

バンドの音としてはそこまで特殊ではない、割と普遍的なサウンドなんですけど、
ボーカル尾崎世界観の書く歌詞が、彼らの音楽に「独特」ともいえるオリジナルの存在感を生み出してる気がしました。

表題曲の「愛の標識」から、一部歌詞を紹介します。
この曲はたぶん、結婚していたか、同居していた彼女との別れを
未練がましく歌った曲なんですけど(私の解釈ですw)

【一段低いところに置き換えたシャワーが たまらなくこの上なく愛しかったよ
簡単に水に流せない思い出】
【今週君は帰る 生まれ育った町へと】

下手したら、この彼女はお亡くなりになってるのかもしれないですね。
何があって彼女と別れることになったのか、そこまではこの1曲の中では語られていないですが、
シャワーのくだりとか、何気ない歌詞のワンフレーズによって、
彼と彼女がどのようなバックグラウンドにいて、どのように同居していたのか、
想像できて、その感覚がまるで、小説みたいな感じなんですよね。

愛の営みとか、2人がはぐくんできたぬくもりって、
やっぱり「会いたい」とか「ごめんね」の簡単なフレーズで代弁できるものではなくて。
色々そぎ落としたら、シンプルな感情としてはそうなるんでしょうけど、
やっぱりどこで過ごしてきたとか、どういう風に関わって、相手のどういうところが好きだったとか、
そういうのがないと、実感のないラブソングのままで終わってしまうと思うんです。

そこを、クリープハイプの尾崎世界観という方は、
みごとに歌詞を書ききってる。
「愛の標識」って曲以外にもすごい意味のあるラブソングを、
このアルバムの中にたくさん残せてると思います。

こいつ、やるねえ。きのこ頭のくせに(笑)


今日はじめて”クリープハイプ”というバンド名を聞いた方とかいると思いますけど、
なかなか骨のあるアルバムになってますので、ぜひ聴いてみてください。
ちなみに個人的には3曲目の「手と手」の疾走感と、4曲目の「オレンジ」のメロウな雰囲気が好きです。


★きょうの1曲★クリープハイプ「手と手」(前半部分)


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