最近、急に寒くなってきましたよね。冬支度にいそしんでましたので、1週間ぶりくらいのブログです。じゃっかん鼻声の私がブログを書きます。←
「ROCK」の初回Aが先週発売となり、その影響を受けてオリコンでは発売3週目で10位にランクアップしました。
初回Bと通常盤のみだった1週目は6400枚、3週目の売り上げは8100枚ということで、初回Aが届いてまたプロモーションがしやすくなったのか、待ってた人がそれだけ多かったのか、興味深い結果となりましたが、恐らく読者の大多数はこの話に興味がないのでやめておきます(苦笑) ぼちぼちレンタルも始まるかと思いますが、初回盤がかなりおもしろいパッケージになってますので、興味のある人は初回盤のAかBを買ってみてください。
今日はアルバムの全曲感想を書きます。
01.Take On Me/木村カエラxxx岡村靖幸 原曲:a~ha(1984)
岡村靖幸さんとは初めての共演。ライブでそのまま演奏してもよさそうなくらい、かなりライブ感のあるアレンジになってるんじゃないかと思います。CDに入ってるのとは別に、サンバアレンジの「Take On Me」もあったそうですが、そのバージョンだったらアルバムの1曲目にはならなかっただろうなあ。なんて。
ライブでは共演のある夙川さんですが、音源でのコラボはこれが初。夙川らしい、荒っぽいけど原曲にそったカバーになってました。リンダさんやマーヤさんも歌ってて、まさにコラボって感じ。楽しそうです。
今回のアルバムでは3本の指に入るくらい好きなカバーがこれかな。CMでサビ?イントロを聴いたくらいしか知らなくて、こんな曲なんだーって思った。カエラちゃんの声が可愛らしいし、卓球さんのアレンジもカエラさんのテンポにあってる気がします。
Charaさんの音楽はこれまで通ってこなかったので、こんなアレンジする人なんだーって思ったのが最初の印象。シンセとかがぐいぐい言ってて、女性らしいんだけど、力強いみたいな、そんな曲になってる気がします。
カエラもチャットもどっちも好きなので、このコラボはうれしかったです。チャットらしいギターの鳴らし方や、コーラスが入ってて、まるでチャットモンチーの新メンバーにカエラが入ったみたいな感じでした。この曲も可愛らしい。
06.Crazy Little Thing Called Love/木村カエラxxx斉藤和義 原曲:QUEEN(1979)
かなり和義さんが趣味に走ったなと感じた曲(笑) 終盤ではカエラさんの「ベイビー」やら「イェーイ!」を多用して使ってて、これはライブでの再現は不可能だと感じました(笑) 言い方を変えれば、CDならではの遊び感覚があると思うので、そういうのを感じてほしい1曲。
視聴で聴いたときはどうなるかと心配でしたが、アルバムに入れば普通になごめる曲として聴けました。ちょっとけだるそうな、柔らかい仕上がりになっているカエラさんの歌声に注目です。
この曲はラジオで聴いたことあったけど、曲名は知らないっていう曲のひとつでした。民生さんのアレンジは相変わらず骨太な感じで、カエラさんも久々に低音気味な歌い方をしてます。こういう歌い方のカエラさんが好きなので、もっとコラボしてほしい(笑)
ブラジルのガールズバンド「CSS」とのコラボ。カエラさん自身がCSSのファンということで、今回念願のコラボとなったようです。CSSのボーカルLovefoxxxとのダブルボーカルになっていて、アルバムの中でも特にパワフルな楽曲になっています。ちなみにカエラさんが直接CSSと会うことはなかったそうで、レコーディングは海外で演奏したやつを日本に送ってもらい、日本でカエラさんが歌入れするっていうスタイルだったらしいです。
この曲もこのアルバムで初めて聞いた気がしますが、かなり癖になる曲ですね。気に入りました。ちなみにコラボ相手の「POP ETC」は「ポップ・エトセトラ」と読むらしいです。ETCカードのノリで読むと恥をかくことになりそうなのでご注意を(笑)
くるりの岸田さんとはライブでの共演はありましたが、音源では2ndアルバムの「Circle」以来です。最近のくるりの流れである、60年代洋楽ロックの匂いを感じさせながらも、くるりっぽい混沌としたアレンジになってるように感じました。カエラさんの歌で全体がうまくまとまってるように感じます。かなり壮大な曲です。ちなみにドラムで参加したOKAMOTO'Sのオカモトレイジはカエラさんの大ファンということで、今回が待望の初共演となった様子。ちゃんと階段を上がっていければ、夢はいつか叶うんだね。うらやましいです。
カーペンターズの歌い方にはどうしてもカエラは近づかないと思うので、優しい歌い方と曲調にアレンジされていました。リコーダーや鉄琴?か何かの音が入っていて、ふんわり夢の中に入ったような感じになっています。終盤の盛り上がりは涙腺を刺激します。アルバムの最後を飾るにふさわしい曲です。
~まとめ~
紹介したとおりの豪華な共演と、洋楽の名曲カバーの数々、それらの曲の完成度も十分に満足のいくものでしたので、おすすめ度は「星5つ」です。とりあえず聞いてもらえれば、高確率で気に入るほどの出来にはなっているのではないかと。音楽って素敵だなって思えるアルバムです。いろんな人に、気軽に聴いてもらえたらいいなと思います。
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